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相撲界に想う

2009-02-02-Mon 05:41:10 │EDIT


大相撲春場所は、横綱の朝青龍が優勝した。
しばらく本場所の土俵から遠ざかっていたから、
大相撲ファンも横綱ファンも盛り上がっていたようだ。
僕も久しぶりにテレビ放送で観戦した。
千秋楽の本割で横綱同士が対戦した時は、手に汗握りました。
朝青龍の立ち上がりの不自然さには、あっと息を飲んだし。
朝青龍が優勝を決めたのは、うれしかったです。
相撲界という日本人だって容易に近寄れないような場所で、
外国人が頑張っているんだもん、いろいろ騒動があっても応援したくなるというものです。

「26日の横綱審議委員会で品格に欠ける行為だとする批判の声が上がり・・・」
場所後、こんなことが言われているようだけど、なんなのこれ?

相撲界ではよく品格なんていうけど、独りよがりもいいところだといつも思う。
まったく不自然、ナンセンスじゃないか。

全身全霊でスポーツすれば、勝った時にガッツポーズの一つぐらい出ても当然だ。

横綱は「・・・場所前は優勝するなんて考えていなかったし、うれしさを抑えられなかった」と
言ったらしいけど、これは素敵な気持ちだと感じた。

練習で?人まで死に、大麻にまつわる事件まで起こしておきながら、
正面から勝負に挑んだ勝者に、品格をうんぬんする資格が相撲界の誰にあるというのだろう。

世間では国技といわれているけど、相撲は決して国技ではない。
そんな定めは日本国にはない。
世間が勝手にそう思い込んでいるだけだ。
男女が平等に参加できないスポーツを、どうして国技と言えるのかな。

朝青龍には、これからも頑張って欲しい。
歳だって28歳だというし、まだまだ優勝回数を重ねることを期待してます。

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