最近、身近な方の訃報に接した。
その方は、温厚な方だったけど、芯の強さをもつ人だった。
一生懸命に生きて
耳が遠くなるなど老いを見せて
病を背負いながらも、まったく伏すことなく
あっという間に逝ってしまった
仏教で言う人の生老病死に向き合う姿を見せてくれたと思った。
それは凄いことだ。
ご遺体を拝見し、身体は動かなくなってしまったけど、
この方のものを思う精神も、消え失せてしまったのかと想像してみた。
もし、人が身体を取り替えることができるというなら、
精神は死なないはずだと考えた。
そうか!
精神はなくならない。つまり生命はやはり永遠なんだ。
とても素晴らしいことに気づかせてもらえた。
生前にお世話になったことと合わせて、死をもってなお教えて下さり
こころから感謝の気持ちでいっぱいです。
ご冥福をお祈りします。
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