特定郵便局長に新任でなるという人と話をする機会があった。
今は、仕事の引継ぎなどでとても忙しそうだった。
良い機会だと思ったし、話題にも困っていたので、ちょっと聞いちゃった。
「郵政民営化法案が騒がれているけど、よくわかりません。」
「民営化されるとどうなるのでしょうか。」って。
「仕事自体が変わるわけじゃないもんな。
公務員なのか、民間なのかの違いかな。」なんて言う。
ちょっと拍子抜けの答えだと思った。
「郵政公社の人達はどう受け取っているのでしょう。」ってさらに聞いた。
「なんでこんなに急ぐのかな。郵政公社にもなったばかりじゃないか。」
「そうですね。」と僕。
「郵政公社は4年間で軌道に乗せることになっているのに、まだ2年だよ。
なんで、そんなに焦って民営化しなくちゃならないんだ?
民営化が嫌なのではなくて、あまりに急かされているようでさ。」なんだそうだ。
公務員なのか民間なのかって、そんな違いしか感じないなんて、ちょっと情けない。
公的機関と民間の組織では、エネルギーも運営方法も違う。
こんな話を聞いたら、早く民営化させて、職員の意識を変えなくちゃなんて思いました。
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