電車の中で時々見かける風景にまた出会った。
それは、年配の方に席をゆずることです。
それが気持ちよくいけばいいんだけど、なぜ簡単にはいかないのだろう。
席を譲ろうと声をかけて立ち上がる。
声をかけられた人は、大丈夫です、とか言って遠慮してみせる。
そして、その後が問題だ。
「どうぞどうぞ」
「本当にいいんですよ」
「どうぞおかけください」
「いいえ、そのまますわっていてください」
などと、だんだんと互いに押し付けあうような雰囲気になって、
周囲も早く譲られてしまえばいいのにって思ってくる。
遠慮しすぎも、傍目からみていて気持ちのいいものではないだろう。
結局、譲るほうは他の車両に行ってしまい、
譲られるほうも座らずに立ったままで、
席には電車が停車したときに乗ってきた何も知らない人が座っている。
こんな破談した光景をみると、アホかって言いたくなるなるな。
譲られるほうが気持ちよく、遠慮し過ぎないで座ってあげないと、道徳なんて育たないのでは?
まっ、反対に譲りなさいよって顔をされるのも嫌。
そうそう、若い人はつまらない思いをしても、
立ち上がってしまえばいいんだよね。
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