(この画像は、EOS KISSx3です)
裁判員制度が始まって1ヶ月が経った。
裁判員に選ばれた人への呼び出し状が発送されたとか
裁判員制度の対象となる被告が100人を越えたとか
関連したニュースが報道されている。
会社の上司が言った。
「なんで新制度に反対する人がいるのだろうね」
その一言に少しだけ考えた。
犯罪者となる人がいる。
そして社会の平和と安定と安全を図ることと個人の権利を守ること、
また犯罪者に更生を促し、償いをさせるためなどのために法律を拠り所として裁かれる。
これまではその裁くという行為を権力者が行ってきた(と思っている)。
(裁判所は三権のひとつに関わる場所)
しかしこれからは、民衆(国民)の手によって、裁く(という方向性)ことになった。
また一つ大きな権限を民衆(国民)の手に取り戻したということではないだろうか。
これは民主主義社会の建設に大きな一歩だと考えます。
お上によって罪を着せられるのではなく、国民の犯罪は国民が裁くことになった。
国民一人一人が犯罪と正面に向き合い、自分たちの社会にどんな正義を築くのか、
その文化を作る機会が生まれたのだと思う。
これって、、、
日本はまだまだ民主主義社会の建設途中だということでしょう。
だから、想います。
反対する理由はないと。。。
[0回]