友の死

友が亡くなった。
原因は交通事故だった。

その知らせをメールで受けたとき、強い衝撃を受けた。
何かの病気だったのかと思った。
なぜ、どうして、何があったのか。
他の友人に尋ねたら、交通事故だとわかった。
ただただ、驚き、震えた。

いつも温かい笑顔の人で、厳しいことがあっても穏やか姿勢を崩ない人だった。
そこに彼の芯の強さを感じていた。
最近会った時も、いつもと同じで何も変わるところはなかった。
気軽に声をかけてくれる気さくな人だったし、ときにはとても頼れる人でもあった。

想えば・・・
彼の笑顔が次々に脳裏に浮かんでくる。
包み込まれるような声が聞こえてくる。
だからまるで信じることができない。

こんなことって、なぜ、どうしてなんだ。


彼が、短い人生の中で果たしてきた使命を想う。
そのことに頭を下げ、手を合わせたい。
お疲れ様でした。
そして、早く戻ってきて下さい。