
ある日、会社の上司に会議室に呼ばれた。
しばらく仕事の打ち合わせをし、そろそろ終業時刻というときに
一枚の封書を手渡された。
何が入っているのかと思ったら、コンサートのチケットだった。
内緒というわけじゃないけど、わかる人に来てもらいたいからと言われた。
以前、お昼休みに楽譜を眺めていたら、その上司に声をかけられた。
「○○さんは、譜面が読めるんだ。」
そのときは「少しは」と一言返事しただけで、何の展開もなかった。
きっと音楽が趣味なんだと思ってくれたのだろう。
こちらは、その人が音楽をどの程度知っているのかまったくわからなかった。
もらったチケットはグリーのものだった。
上司がステージにあがるというなら行かなくてはならない。
もともと好きだし喜んで行った。
上手か下手かなんて、こういう場合どっちでもいい。
うた魂の心意気を思い出し、気持ち良かったです。
職場では見ることのない上司の表情がうれしくて、
しっかり拍手を贈らせていただきました。
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