仕事帰りに回転寿司に寄った。
一人で仕事帰りに回転寿司に行くなんて滅多にない事。
時々、そんな気持ちになる。
決してうれしくない気持ちなんだけどね。
自分の横に一人のおじさんが座った。
座るなり、カウンター越しに注文をした。
その人は、回っている皿には手を出さず、どんどん注文の声をあげる。
そう言えば、テレビで回転寿司さえ贅沢で一年に1回しか行かず、
その時は、すべて注文するっていう人の放送を見たことがあるのを思い出した。
その人の次に隣に座ったのは、おじさん一歩手前って感じの人。
彼は座る前に冷酒!!っていきなりの注文だ。
そして寿司には手を出さず、三点盛り!って言った。
それはなんだろうって思ったら、三種類のお刺身の盛り合わせだ。
その後の注文は、なんとかをつまみで!って言った。
出てきたのはそれもお刺身だった。
もう一方の隣に座ったのはおばさんだ。
いきなりシャケのあぶったのを三皿って言った。
その後はウニを三皿。
好きな物を集中して食べるんだ、なんて思った。
回転寿司って回っているのを手で取って、黙って食べるもんだと思っているととんでもない。
こんなにそれぞれのスタイルがあるのかと感心した。
気の小さい僕は、回っているしか食べていなかったけど、最後に一言。
「すいませ~ん、ホタテを一皿お願いします!」
ご飯が温かく、ネタは柔らかくて、美味しかった(^^)
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