皇位の継承

女性天皇を認めるかどうか、いろんな議論がされているようだ。
皇位継承者に男子がいなくなってしまったらしい(?)

今朝の朝刊に三笠宮寛人さまのエッセーの記事が掲載されている。
読んで見ると女性天皇を容認できないとのお考えらしい。

女性が天皇になれるかどうか、ちょっと考えたことがある。
今の時代、男女に制度的な差を設けるべきではないという意見があるのなら
それは間違ってはいないと思う。

しかし、天皇の地位は世襲なんだよね。

憲法第２条
皇位は、世襲のものであって、国会の議決した皇室典範の定めるところにより、
これを継承する。

皇室典範は改正することができるけど、世襲であるということまでは変えられない。
三笠宮寛人さまは八木秀次助教授の論文を引用されて、神武天皇のY1染色体が継続して
現在の皇室全員に繋がっていると指摘されている。
また、歴史上、女性天皇が即位されたことはあるけれど、配偶者はいなかったらしい。

知らなかった。そうなんだって初めて知った。

女性天皇が民間出身者で、その方の配偶者がまた民間出身者でって、それが
何代も続くことが起こったら、Y1染色体って残るものなのだろうか。

三笠宮寛人さまは国民一人一人が意見を持ち発言することを望まれている。
この議論の行方はどこに収まるのだろう。