「合唱ができるまで」という映画を観た。
こんなタイトルは珍しいし、何よりも合唱が好きだから、前から楽しみにしていた。
映画館は、下高井戸シネマ。ローカルだ。
上映一時間前に行ったら、先に開場を待っていたのは男性が一人だけだった。
館内からは掃除機をかけている音が漏れていた。
時間となり入館すると、来場者のほとんどが女性だった。映画の内容から、合唱に携わってる人がほとんどだと思った。
指導者、先生、団員さんたちなんだろうな。
映画は合唱の練習をひたすら追っている。
熱心な指導とそれに付いていく子供から大人の団員たち。
その姿に共感する。
心地良い歌声に気持ち良くなって、途中眠くなっちゃった。
あまり一般的な内容ではないし、笑いがあるでもない。
タイトルがストレートだから、勘違いする人もいないだろうけど。
隣の席にいた女性が、上映中メモを取っていた。
きっと合唱指導をしている人なのだろう。合唱指導は難しいから、ヒントを探しているのかもしれない。
「合唱の80%は、発声と軽やかさで決まる。」
そうなんだ、と印象に残るセリフを覚えた。
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