日本沈没のタイトルとでは、映画にも本にも近づいたことはなかったけど、
またまたCMに乗せられたのか、関心を沸き立たせてしまった。
だって「一気呵成に沈んでいく!」なんて、言われると、観たくなるでしょ。
前半は、日本が沈んでいくという、危機感迫る内容が伝わってきて、迫力もあった。
トヨエツの演技が、映画を盛り上げてくれていたなぁ。
理屈も科学とか地学とか?(理科系は弱い(-_-;))に沿ってよく説明されていたようで、
(ほんとかウソかは判断できないが)面白かった。
島国の日本は、何万年もの先には大陸につながってしまうか、本当に沈んでしまうかするだろうし、
その時政府はとか、外国はとか、日本人は・・・どうするのだろうってちょっと考えたよ。
それにしてもと、想った。
洋画にも隕石が降ってくるとか、大津波がくるとかいろいろ危機感をあおる映画はあるけど、
どれも面白いよね。
迫力もあるし、最初から最後まで、一貫した流れで映画に引き込ませてくれる。
その点、「日本沈没」はどうだったのかっていうと・・・・?って感じ。
日本が沈没していく様子をもう少し描き切って欲しかったと感じたし、
最後は、恋愛ドラマにかなり偏っていたなっていうのが感想。
他の邦画にも同じような感想を持つことが多いのは、日本人は恋愛が下手で、
空想ばかり描いているからなの?なんて考えちゃった。
ただ、最後は映画館中が泣いていたように感じた。
僕も泣けました。
でも、でもその涙は、他の映画で流れる涙と違いはないんだよね。
それがちょっと寂しい。
次は何を観に行こうかな。
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