かつて雪印乳業が製品製造の過程に問題があると、小売業等が商品の販売を自粛した。
その結果、あっと言う間に雪印乳業という会社そのものがなくなってしまった。
そこの多くの社員とその家族は一体どうなってしまったのだろう。
今売っているメグミルク製品の赤いパックを見る度に、ふとそんなことを想ってしまう。
その倒れた姿を見て、日本国民はすっきりしたのだろうか。
今不二家が同じような扱いをされている。
消費期限が切れた牛乳をケーキ製造に使っていたというのが発端のようだ。
一般家庭では、そんなの当然だという感覚で捨てずに使っていることも多いと思うけど、
それを企業がやってしまっては社会問題になってしまう。
子供が食べるとかそんなことではなく、やっぱり問題だと思う。
雪印乳業と同じように小売業が商品の扱いを自粛いしている。
問題になった洋菓子だけではなく、あらゆる不二屋製品が消えた。
不二屋の社員とその家族数万人は相当に不安のどん底に落とされているだろうと思うと、気の毒になる。
流通と小売業の不売活動は、企業だけではなく、多くの生活困窮者も作り出してしまう。
問題がきちんと解決し、不二屋が蘇ることを願う。
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