イラクで日本人が拘束されたとのニュースをみた。
いまだに続くテロには嫌悪感しか沸いてこないし、
自己主張実現の為なのか知らないけれど、その為に
人命を奪う行為には、いづこの国の人であれ絶対に賛同することはできない。
今朝のテレビやラジオニュースに触れて思った。
拘束された日本人の方が、どのような境遇の人で、
どのような経歴を持っているのかを、事細かく報道している。
事件が起こる度に感じることだけれど、日本のメディアは、
事件の裏側や周辺事情また手口その他方法といったものを
とかく探ったり、先を争うように報道したがる。
拘束事件はインターネットで世界が知るところになったようだけど、
同じく日本のニュースは画像、音声による報道またインターネットによる
公表を通じて、イラクにも伝わっているはずだ。
今朝のニュースを聴いていると、拘束された人がいかに軍事的にも
有能であったかを世界に知らせているのと同じだと思った。
解決されていない事件の最中に、こんな報道をしているようでは、
拘束された人の安全はとても守れないのではないかと思う。
いろいろな乗り物の事故や放火・殺人・強盗などの事件においても
その報道の仕方一つで、同じような事件等の発生を連鎖的に誘っていると感じる。
果たして日本の報道機関は国民の安全に対して、真剣に配慮しているのか疑問だ。
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