憲法を変えようという政治の動きについての報道が多くなった。
戦後、一度も改正されたことのない日本国憲法だけど、
それはそれで、日本が一度も混乱したことがないということでもあり、良い事だと思う。
でも、政治家の間にはどういう意図なのか、変えたくて仕方がない人もいるようだ。
先週の新聞に中曽根元総理の私案が掲載されていたので、読んでみた。
この人は政治家を引退したけど、憲法を変えたい一人のようだ。
前文を読んで思った。意外と幼稚じゃないか。
それに新鮮さはなく、どちらかというと、一昔前の表現かなって感じた。
だから僕はこれに賛成しない。
自民党のある大臣が、現憲法の前文は悪文だと言っていると新聞でみたけど、そうだろうか。
絶対に固執しなくてはならないとは思わないけど、
あの前文を越える内容を盛り込むのは容易ではないのではないだろうか。
確かに、50年前とは現在とは違う。
しかし日本の平和も人権もこの憲法に守られてきたことは間違いない。
足りないこともあるように思うけど、それは加筆すればいいことじゃないか。
そういえば、どこかの政党に加憲とか創憲とか標語を並べているのがあったけど、そんな感じかな。
憲法は日本国の最高規範だ。
それを変えるには、日本国民とそして今なら世界人類の将来を見通す偉大な人格を持つ政治家が現れた時にしたいものだ。
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