53年前の死刑執行の模様が録音された音声テープが見つかっていたらしい。
そしてそのテープを、文化放送がラジオ番組として5月6日に放送するという。
死刑制度については、以前にもここに書いたことがあるけど、死刑制度廃止論者です。
なぜなら、人が人を殺害するということは、例え法律であろうと許されないと思うから。
また、人には無限の可能性があって、どんな人でも更正しないってことはないと思うから。
などなど。。。
最近の殺人事件の報道のされ方には、極刑を望むという遺族の言葉がやけに強調され、
どの事件も同じように報道されているように感じる。
何か違和感があるなぁ。
さて、死刑の模様が録音されていたということには、なぜなんだろうと思うし、
それを放送しなくてはならないということもないと考えた。
でも罪人(つみびと)は殺せと言わんばかりの風潮を思うと、
「テープには、死刑囚に死刑執行を伝える刑務官の声や、読経が流れる中、
刑務官と死刑囚とが最期のやりとりをする様子などが収録されているという。」
この様子を知ることに意義がないとも言えないのかも、と思う。
これが死刑になることを望んで罪を犯すことの防止になることを願います。
(番組名は「死刑執行(仮題)」で、5月6日午前10時から55分間放送する)
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