今年4度目の演奏会(コンサート)に行った。
うち、3回は合唱団の演奏会だった。
音楽を聴くのは大好きだけど、やはり、ライブで聴くのはたまらなくいい。
生の歌声や楽器の音に、どんな音色が出てくるのかとわくわくするし、
指揮者や演奏者の動きや表情を眺めているのも楽しいものです。
今回の演奏も素晴らしいものだった。
澄んだ声が耳に心地よく響いてました。
ただ、ただ…残念だと思ったのは、観客の態度だ。
ず~っとざわざわが消えないし、やたら咳払いが多かった。
またパンフレットに曲間では拍手をしないで欲しいと書いてあるのに、
恐らく見ていないからだろうけど、大きな拍手をする人がいて、周囲もそれに釣られて拍手をしてしまうし…。
歌い終わるかどうかの時に、大きな声を発したり、口笛が吹かれたり、
合唱の演奏会とは思えない空気だったな。
歌だってまだ歌い終わっていないのに(だんだんと小さくなり、終わっていくときなど特に)
我先にと拍手をする人は、ちゃんと音楽を聴いているのだろうかと思ってしまった。
静寂だって、音楽のうちだと思うけどな。
手拍子を入れてしまう人もいたけど、もう最悪だ。
観客の手拍子ってバラバラだから、演奏者にとっては迷惑なときもあるのではないだろうか。
きっと普段から演奏会に行く機会が多くない人が、たくさんいたのだと考えた。
祭りじゃあるまいし、TPOってものがある。
気取るわけじゃないけど、演奏をじっくりと味わいたかったぞ。
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