その夜、立派なコンサートホールの一つの席に座っていた。
初めて入ったそのホールは、金色に輝いているように見えた。
マーラーの交響曲第9番
マーラーって、CDでは聴いたことがあるけど、
オーケストラの演奏を聴いたことはなかった。
もしかしたら眠くなってしまうのではないかと、すこし不安もありましたw。
場内は満席ではなかったけど、そこそこの入場者数だ。
前後を見ると空席が多い。
こんなときは隣は空いているのがいいと思うけど、
右におじさん、左にお兄ちゃんが座ってしまった。
その向こうは空いているんだよねぇ。
指定席だから仕方ないけど、休憩のないコンサートなんだから
そっちに移って欲しかったwww
そんな雑念もタクトが振られたら消えてしまい、演奏に引き込まれた。
でも、マーラーの音楽って、難しいね。
よほどクラシックが好きでも、音楽のわかる人向けかとも想う。
素人の僕には難しい。
ホール入口で受け取った演奏会のプログラム・ノート。
「主題と呼ぶには乏しい手持ち分を・・・、4つの楽章に落ち着きのなさが蔓延している。・・」
これってなんだろ・・・そんな音楽なのか。
それにしても、こういう文章って専門家向けというか、よほどのマニア向けなのか。
どこの演奏会のこの手の文章は、わかりやすいとは言えない。
肝心の演奏には最後まで眠くなることもなく、途中は身を乗り出して聴いてました。
オーケストラが一体となって音を鳴らすときって感動があるもん。
スタンディングオベーションした人は一人だけだったけど、
それは日本人にその習慣がないからだよね。
相手を思いやる気持ちが、まだまだ内気な日本人だからなぁと思った。
素晴らしいホールとクラシック音楽
仕事帰りの気分転換に最高だ。
安っぽく飲むよりもずっといい。
おっと、あのオーケストラに拍手。
ご招待ありがとうございました♪
焦点の定まらない(いつものこと^^ゞ)ブログですね。
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