レッドクリフを観ていて想った。
「民を守れ」
この信念が強いから、劉備は人徳があると慕われた。
飛躍してものを考えるのはいつものことなので、、、
衆議院総選挙があるとかないとか、そんな騒ぎをまた思い起した。
一つの論点が「定額給付」ということだ。
経済効果があるとかないとか。
ばらまきだとかそうでないとか。
議論だから与党が賛成と言えば、野党は反対だという。
主張は立場を違えてこそ、強く言えるからだろうか。
定額給付(定額減税)を提起したのは、公明党。
公明党は株価暴落などからくる経済危機から家計を少しでも助けようと
この案を提案したようだ。景気浮揚効果もあるという。
その後、麻生総理は解散を先延ばしにした。
そして定額給付には、所得制限を設けることも考えるなどという発言をして
政府・地方自治体がその対策に慌てているようだ。
なんだか策の話ばかりで、何のためなのかが論議されていない感がある。
これらはおそらく提案した公明党の本意ではないと思う。
景気浮揚には所得の大きい人たちの消費は欠かせない。
生活困窮者への手当だけが目的ではないだろう。
この政策を野党やメディア等は、ばらまきだとか丸投げだとか批判する。
それを聞いてちょっと考えた。
定額給付はとりあえずすべての世帯が対象だ。
実行されるとして、それは野党議員の所帯にも配布されることになる。
ではその時、批判する野党議員等は4人家族で6万円ほどになるという給付金を受け取りますか。
または、受け取った給付金は何に使いますか。
それとも議員は辞退対象者なのだろうか。
経済効果をあげるというのなら、与党議員も野党議員も率先して
街の商店街で買い物パフォーマンスをして欲しい。
まさか政治活動資金にしたりしないよね?
定額給付は、民を守るための政策と言えると思う。
政治混迷の時代の「民を守る」政党は、一体どこだろう。
まさに信念を定めることができている政党にしか、それはできない。
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