テレビドラマの女王の教室が最終回を終えた。
最初から全部見たけど、なかなか面白かったし、考えさせられたかな。
女王である真矢先生は、厳しいけれどもう少しまともな先生として
描かれるのかと想像したら、そうでもなかった。
ただ厳しいだけの先生では、つまらないもんね。
それにしても随分と濃く表現していたし、危なっかしい構成もあったように感じた。
ドラマとして最後はどうなるのかと思ったら、最後まで真矢流を通したのはよかった。
このドラマがどんな評価を受けているのか聞いたことはないけど、挑戦ではあったよね。
遊ぶばかりで目的感を失い、積極的な生き方を持てない人間にはなって欲しくない、なんて
そんな声が聞こえてきそうだった。
人を殺してはいけない。
なんで勉強するのか。
将来、何を目指していいのかわからない。
そんな大人が答えにくい問いかけに、思いきって一つの答えを提示していたことに拍手する。
賛成できない場面もあったけど、それはドラマ構成としてドラスティックにやったんだよね。
あちこちの学校に和美ちゃんのような生徒が出てくるといいなって思う。
ドラマらしい最終回で、最後の最後には、やっぱり泣かされた。
あれだけ涙が流してしまったのは、人の繋がりこそ、人を育てるってことに共感したからだろう。
とにかく熱意のある先生は大歓迎だ。
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