整骨院

ある街に行った時だけ寄る整骨院がある。
まだ開業したばかりのそこの先生は若く親身で腕もいい。
街外れにあるけれど、いつも順番待ちだ。

左肩と背中がガチガチに凝る。
その原因は生活環境にあるし、ある姿勢を保つため。
きっと正しい姿勢ではないのだろう。
未だに修業中だ。
イベントが一つ終わり、次のイベントに備えたかったから、来れて良かった。

そんなことでできた固まりを先生は見事に柔らかくしてくれます。
時間にして(部分的なら)数分だけ。
肩から足まで矯正とマッサージで30分ほどで終わる。
肩や背中が楽になったのを実感すると、気持ちまで軽くなる。

できることなら毎日でも通いたい。
だって気持ちがよいところは、誰だって好きでしょ。

誰のために

見つめる視線の先で正しく刻まれるリズムに、ただ一致しようとしている。
向かってくる光に吸いこまれ、意識が呆然と失われていく。
同様なムーブが幾重にも広がり、重なり合うことにもがいている。
すべてを支えようと飛び散る汗と全身のバネが躍動し黒く輝く。


帰ってきた。上を見上げて想った。

戻ってきた。下を見つめて想った。

なぜなんだ。左を眺めて想った。

よかったのか。右に鋭く視線を投げた。


足の裏から頭のてっぺんまで全身全霊をかけて2400の眼に描こうとした。
それは苦闘だった。
何も聞こえなかった。
喜びも感動もなかった。
それは苦闘だったからだ。

そして終わった。
空虚が訪れた。
終わったことを実感した。

２年経過後の闘いは、次のステージへの矢印の意味を持つ。
この瞬間も、立ち去る気持ちは消えていない。

親しい人、愛する人のために、燃え尽きよう。
光の中に、その人の名が確かに煌いていた。

やっと

お昼です。
午前中は、眠くなってしまって、
つい、ウトウト・・・。
そして、ガクッ！
誰かに気付かれたかな。
やばかった～（汗）

何だか午後も暇そう。