テレビ番組に弁護士を扱ったものが増えてきた。
裁判員制度というものが、これから施行されるからだろうけど、
それも一つの時流ってことなんだろう。
国民が裁判に直接参加できる制度なんだもん、大切なことだと思う。
一般国民が人の罪状等を決めるのに、法律がどう使われ、どう判断するのかは
やはり多少のことは学んでおかないと、感情論に陥ってしまいかねない。
それは真実を見過ごしてしまうことになるだろうし、ときには、冤罪さえ産んでしまう危険なことだ。
この制度は重罪に限ってのことらしいから、冤罪の可能性は少ないとしても
罪を重く判断しすぎてしまうことは十分考えられる。
さて、今、面白く見ているのはNHKの「マチベン」だ。
とてもしっかりしたストーリーに、江角さんの演技が光っている。
他の配役も面白く、弁護士事務所ってこんなところなの?って(本当のことは知らないけど)
身近に感じさせてくれたりする。
内容も引きこまれるような興味深さがあって、弁護士の仕事の強さと優しさが感じられるかな。
今回のドラマのテーマにいよいよ切り込んで来ているし、もう最終回(?)のようだから、次週も見逃せない。
ある民放にも「弁護士のクズ」というドラマがある。
これは僕には大して面白くないかな。
ストーリーも浅く、行列のできる法律相談所のほうが、まだマシ。(司会者がうるさすぎだけど)
見ていて嫌悪感させ感じてしまう場面もあったもん。だからもう、見ない・・・(?)。
もっと弁護士を扱った良質の番組が増えてくるといいと想う。
制度については「和」の国の日本が、あまりに合理的過ぎる国になってしまうこともどうかと思うけど、
日本の良さの上に人権をしっかり守れるような、司法制度改革になるといいな。
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