国の借金が、昨年末で838兆50億円になったって。
国民一人当たりの借金は655万9000円になる計算だってさ。
3ヶ月で4兆3068億円も増えてしまったそうだ。
メディアの報道の仕方だと、過去最高額を更新したってことになるけど、
随分とのん気な報道だと思わないだろうか。
主語は「国の借金」だ。
ということは、地方自治体に借金も計算すれば、国全体の借金は
軽く1000兆円を超えそうなことは、想像に難くない。
果たして、この借金は返すことができるのだろうか。
個人の金融資産は1000兆円から1400兆円らしいから、
すでにギリギリの借金を国全体が抱えてしまったと考えられる。
個人国債の募集を始めたとき想った。
法人は、もう国債の引き受けをしなくなったのかって。
危なくてできないってこと?
その分を個人に振り向けたのかって。
国の人口は、減るばかり。
つまりは、国民一人当たりの額は増えていくってことになる。
モラトリアムなんて、昔話かと思ったら、とんでもないことかもしれないね。
最後は国民がツケを払うことになる・・・。
想えば、政治のテーマでもっとも難しいし、政治家もやりたくないのが財政再建ではないだろうか。
要するに、国民も「今」が大切で、自分たちの生活を変えるような政策は望んでいないってこと。
きっと、みんな”無責任”なんだよね。
国民も政党も政治家も、目をつぶっているんだもん。
経済成長、消費社会、物が溢れる豊かな社会・・・。
日本は、もうこれまでの日本ではいられなくなるのかも。
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