社会見学ではないけど、クリーニング工場を案内してもらった。
街のクリーニング店に預けたスーツなどが、どのように洗われているかを見る絶好の機会となった。
街のクリーニング店でよくみかける”ドライクリーニング”の幟。
ドライって、どういうことを指しているのか知らない人もいると思う。
自分だって、そんなに遠くない前まで、よく知らなかった。
水に濡らさないでどうやって洗うのだろうとか、そんなレベルだったし。
ドライクリーニングとは、水以外の溶剤を使って洗う方法ということ。
溶剤(水よりも洗浄力が強い)って、衣服を洗浄する液体のこと。
大きな洗濯ドラムで、スーツなどが溶剤でビショビショになって洗われていた。
クリーニング工場では各地から持ち込まれた洗濯物が分類され、それぞれの生地にあった洗い方がされていく。
目についたのは、圧倒的に紳士のワイシャツが多いこと。
それが洗われてプレスされていく様子はとても面白かった。(工場内は暑かったけど!)
他にもクレーム対応(実は3分の2の原因はお客にあるらしい)やつぎはぎなどの補修のこと、
ここには書きたくないことなど、様々なことがわかって大変参考になった。
環境問題のことまで話は広がって想った。
日本人はサービスを過剰に求め過ぎていると。
それは、きっとどんな分野でもそうなんだろうと考えてしまう。
便利になったということは、他人任せにできるということでもある。
その辺をよく考え直す必要ってあるのではないだろうか。
クリーニング工場の働いていた方達が、なぜか忘れられません。
頑張ってましたね。
私達のためにありがとうございます。
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