父の声

父から電話がかかってきた。
どうやら、父の日の為に贈った物が、届いたみたいだ。
一応はうれしそうな話し振りだった。
父親への贈り物って、前にも主張したように本当難しい。
さらに息子からなんて、本当にやっかいだと思う（笑）。
電話で会話するのだって、どこか照れがあって他人のようだよ(^○^)

元気でやっているかって、いつもの調子の声だ。
こちらも元気そうで安心した。
そんなに遠くにいるわけじゃないけど、年に会うのも1,2回だし、
年齢はまさにおじいさん世代だから、少しは気になる。

母はたまにいう。
お前には言うなって言われているから言わないけど、
お父さんもあちこち調子が悪く、病院にも定期的に通っているって。
父の世代にはかなり共通していると思うけど、頑固な性格を持っている。
弱みを見せたくないのか、心配させたくないのか、
入院したって知らせてもらえないこともあった。

自衛官だった父も、見かけは頑丈だけど、やはり老いには勝てない。
とにかく気力を充実させて、おもしろい人生を生き抜いて欲しいと願います。