最近、いろいろな人と話す機会が増えて勉強になる。
さて、ある業界の人と話をしていて、僕は知った。
損失は仕入れの半分ぐらいに抑えられれば、採算が取れる。
販売価格に対して、仕入価格は30%ぐらいだからね。
要するに30円で仕入れて100円で売るということだろう。
仕入れた品物のうち、半分は廃棄になっても損はしないってことだ。
どんな業種でも、利益を乗せて販売しているけど、
仕入価格と販売価格の差がどのくらいあるのかは、業界や企業の秘密になっているはずだよね。
でも、なんだかとても興味がある。
それはいいとして、日本人は、作ったりしたたくさんの物のかなりの量を捨てているようだ。
そんな話を聞いて、僕は想う。
品揃えが豊富でないと買い物ができないというのは、かなり贅沢なことではないだろうか。
せっかく買っても、使いづらいからと言って、新しいものを買う。
せっかく買っても、美味しくないからと言って、新しいものを買う。
そして、前に買ったものは使うでもなく食べるでもなくて、そのうちに捨てられてしまったりする。
無駄だ。もったいない。
物を選ぶことができるって、幸せなことだけど、贅沢なことだ。
在る物を使うというちょっと我慢の発想より、より良い物を追いかけたい
気持ちはわかるけど、程度があるだろうって気もしてしまう。
選択できない生活は決して不幸なことばかりじゃない。
選ぶことのできない生活がしたいわけじゃないけど、物は大切にしたいと感じた。
せめて物を捨てる時は、使い切って捨てられたらいいな。
これが案外難しい。自分にもできるだろうか。
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