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~In a heart harmony!~ 調和するって素敵(2011.8.8改題)

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2007-12-10-Mon 00:19:11 │EDIT

「今日は、付き合ってくれてありがとう。」と吉澤がお礼を言った。
すると彼女は即座に言葉を返してきた。
「御馳走しようなんて、考えないで下さいね。」
先手を打たれた、と吉澤は感じた。
でも、その言葉のとおり受け取るわけにはいかないと、その時になったらと腹を決めた。


彼女の容姿は、目立ってどう見えるというわけでもない。
でも彼女の丁寧で明るくはっきりした人との接し方がとても好印象だ。
小柄な彼女に声をかけられると、正面から向き合わなくてはならない気持ちにさせられるから妙な気になる。
しかし、吉澤はそんな彼女をどちらかというと苦手にしていた。

でも彼女には不思議な魅力がある。
何人かの男性に声をかけられていますという彼女の言葉には、嫌味もないし気負いも感じられなかった。
彼女のその魅力に引き込まれてしまう男は、多いということだろう。

「今、告白されて迷っている人がいるんです。」と彼女が打ち明け、食事に誘われた日のことを話し始めた。

彼とは仕事で知り合ったらしい。
いつの間にか気が合うようになり食事に誘われるようになったと話した。

ある日の夜、食事の後、駅に向う途中の路地裏で二人は抱きしめあった。
それは、突然の出来事だったが、彼女は自然と受け入れていた。
「彼は、真剣なんだ」と、彼女はその瞬間感じた。
そんな時間の後、知っている店があるからと誘われたが、それは次回にと返事し別れた。
彼の言葉に彼女はただならぬ雰囲気を感じ確かめたくなった。

彼女は別の日に、そこが大人の時間を作る場所であることを知った。
しかしそれから毎日のように届くメールを読むのがとても楽しみであると打ち明けた。

「でも、時々間が空くんです。どうしてでしょう。」と彼女が持ちかけてきた。
「駆け引きなのかもしれないね。」と、少し煽るように返事をした。
吉澤は彼が誰なのかは知らない。
仕事で知り合ったというし、恐らく、顔見知りだろうと想像を巡らしてはみるけど、思い当たる人が浮かんでこない。

まだお付き合いしているというまで、関係は深まっていない様子だし、
彼女がどうしたいのか、心の内側をのぞいてみたいと思った。
駆け引きだと言えば、彼女がどうすればいいのか相談してくるはずだと考えた。
案の定、彼女は聞いてきた。

「それはどういうことでしょう。私はどうしたらいいのかわかりません。」
「彼だって、キミの気持ちが掴みきれていないのだろう。一方的なメールではわからないから
間を開けたりして、キミの反応を待っているのかもしれない。」

吉澤だって、何かはっきりとした確信があるわけではなかった。
また彼女の恋を応援してよいのか迷いがあった。

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2007-12-03-Mon 00:18:03 │EDIT

男と女が二人だけになってしまったとき、どんなことを考えるのだろうか。
相手は何を感じているのだろうか。
そんなことを瞬間思ったけど、何かが起こりそうな気配はまったくなかった。

展示室はいくつもあったけれど、見学に入ったのはひとつの部屋だけになった。
そもそも時間潰しに入場しただけだったから、せっかく来たのにとは考えなかった。
また来ることもあるだろうしぐらいにしか思わなかった。

「そろそろ時間ですね。」
そう言われて腕時計を見ると、12時を過ぎていた。
もしかすると、今度は満席になってしまっているのではと心配になった。
博物館は急いで出たけど特に急ぐこともなく、彼女のペースで歩き始めた。
店までの時間はほとんど感じなかった。
店に着き店内の様子を見ると、客席の半分ほどが埋まっていた。
お好きな席にどうぞと案内されたので、窓際を選んだ。
話しやすい場所がいいはずだと直感したからだ。

その店はフランス料理の店だった。
お昼にかけられる時間が少ないから、こういう店でのランチすることはあまりない。
それでも彼女のお気に入りの店が、この店で良かったと思った。
今日は特に予定はないから時間をかけても大丈夫だし、こじんまりとしているけれど、
落ち着いた雰囲気が気に入った。
たくさん話をしたかったので、混まないといいのにと思った。

メニューはコースになっていて、オードブルから一品を選ぶことから食事が進み始めた。
僕は魚を主に、彼女は肉を主にしたメニューを選んだ。
メニューの選ぶとき、同じにするか好きな物を選ぶか、少し緊張した。
これは彼女といたからではない。
誰と一緒だって、少なからずそんな気持ちになる。

二人の会話の呼吸はよく合うのか、妙な間が空いたりすることもなく、いきなり始まった。

(この物語はフィクションです。)

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2007-12-02-Sun 09:03:31 │EDIT

毎年12月にやることってある。
それはきっと誰にもあることで、どことなく落ち着かない時期だろうな。

何かしたい、何かしないといけないような気持ちになる。
でも、いったい何をしないといけないのだろう。

12月の異名は、師走。
師匠や坊主が、走りまわるほど忙しかったのはどうしてだろう。
今は、そんなこともないのだろうけど。
それは良いことだったのか、あまりよくないことだったのか。

現在も、同じようなことってあるのかな。

こんなところで、、、どちらにしても12月は始まってます。

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