あて先不明に想う

まだパラパラと届く年賀状だけど、とりあえず61枚を受け取った。
こちらは80枚ぐらい出したと思うので、返信のないのが20枚ほどある。
あて先不明で戻ってきたのも数枚ある。

筆まめで機械的に印刷して出したから、
一枚一枚に込めた思いは、ちょっと薄めかも<(_ _)>
筆まめの住所録を見れば、誰に出したかはわかるから、
誰からもらってないかもわかる。

困るのは、あて先不明で戻ってきたもの。
ふだんから付き合いのある人は、本人にいろんな形で聞くのもいいけど、
年賀状のつながりしかない人は、来年は出せない。
会社でもサークル活動でも、名簿が作成されなくなっているから、
引っ越しなどされても、本人から連絡がないとそれまでってことになる。

個人情報などという欧米からの催促で出来上がった観念が、
日本の和の心を押しつぶしていると感じて仕方ない。
どんどん人間関係が小さくなって、おかしなコミュニケーションしから残らないではないか。

個人情報を大切にする＝名簿を作るのはだめ
これが正しい姿なのかな。

郵便やインターネットという情報が手で渡されない社会では、
身を守るのに仕方ないのかもしれないけど。

一時は200枚も出したことがある年賀状だけど、
来年は60枚になってしまうかな。