ずっと気になっていた映画に行けた。
アカデミー賞を受賞した映画
アル・ゴアアメリカ元副大統領が手がけた「不都合な真実」だ。
映画の内容はテレビでも取り上げれているし、環境問題のことだということだけわかっていた。
今年の冬は、暖かかった。
雪も降らなかったし、2月が2月とは思えない気温だった。
それとこの映画の内容がどれだけ関係するのかわからないけど、問題提起としては、いいタイミングかもしれない。
この映画はとてもアメリカ的だと思った。
物語が進行するというよりも、アル・ゴア氏の研究発表会だったな。
写真や統計を上手に使い、アメリカ的ジョークを飛ばしながらだったけど、飽きはしなかった。
特にアメリカは、京都議定書に批准していないし、そんな問題意識をチクチクとつついているようなところがよかった。
ゴアは知っている。
アメリカがもっともCo2削減に取り組まなければならないことを。
この映画は決して娯楽映画ではない。
地球に対して優しくない生活環境を築いてしまった人間に、このままでいいのかと問題をぶつけている。
要するに啓蒙だよね。
最後の字幕で、たくさんの問いかけが表れる。
その一つ一つがもっともだと思ったし、できることはするのが良いと思った。
地球が正常な呼吸をしなくなったら、人類だって生きられなくなる。
これまで取り上げられなかったこの重要な課題に、人類が本気になるのはこれからだ。
上昇する気温を抑制するのと、人類が自然災害に飲み込まれてしまうのと、どちらが早いだろうか。
一つの国が生産する酸素の量を国連で決めたらどうだろうか。
[0回]
PR