バージョンUPなんて、欠陥だと思う・・・時もある。

DVDという物は持ってない。
だけど、そろそろ欲しいなぁって思ってます。
もう、ビデオテープがたくさん溜まってしまって、
見返すのも大変、整理するのも大変、保管場所もないからです。

しかしこれも、パソコンと同じで、次世代なんていう機械が新聞記事になっている。
ブルーなんとかとか、HD　DVD（？）とか、対応機種も出るらしい。
そんな記事を目にすると、もう少し待とうかなって考えてしまいます。

それにしてもデジタル製品というのは、移り変わりが激しくて、
古くなるとサポートは受けられない、機器も使えないとなり、まったく無駄が多いと思う。
そこで思った。
日本が不況だというのなら、このデジタル化の影響もあるのではないだろうかと。
携帯が若者に普及したら、ファッションにお金をかけなくなったとか聞いたことあるし、
大人だって、デジタル製品を買おうとすると、他を切り詰めないとやっていけない。
デジタル製品って、結構な値段がするもんね。

さて、部屋の中にデン！と場所をとるテレビ・・・。
デジタル放送対応に否応なく切り替えなくてはならない時がやってくる。
液晶だとかなんだとかの薄型テレビは、その時に幾らで買えるのだろうか。

人間と技術

日々、新しい技術が開発され、実用化されている。
多くの人は新しいものは、生活を便利にしてくれると信じている。

あるCMを見て思った。
テクノロジーでもバイオでも、新技術は決して
便利で安心した生活をもたらしてくれるとは限らないのだと。

新技術は、これまでの人類のモラルに変革を迫り、
人間性よりも技術に生活を合わせる事を要求しているように思える。
長い間、根本的な問題もなく人類は生存してこれたのに、
なぜ、遺伝子を操作した生物を誕生させたりする必要があるのか。
なぜ、生命誕生の仕組みにまで人間の意志を介入させければならないのだろうか。

この食品は遺伝子操作されているのかいないのか、
そんな区別までしないと食べるという根源的な動作さえできないとなれば、
誰がそんな社会を望んでいるというのだろうか。

技術者は、新技術を試したいだろうし、発表もしたいだろう。
しかし、そんな開発の欲望は人間の生活領域まで入ってこなくても
良い場合だってあるはずだ。
もしかしたら、その方が多いのかもしれない。

発見と実現は区別するような、新しいモラルが必要かもしれないね。

感動を分かち合いたい

イチローがやった。
メジャーで記録を作った。
昨日からずっとイチローのニュースが華やかに流れている。
号外もでた。

今朝の朝刊にも、たくさんの人がコメントを載せられている。
一人の人間が、普通では到底できない事を成し遂げた。
こういう時に人はどんな言葉を使って称賛するのだろう。

ひたすら驚きを表す。
努力を強調する。
当然の記録だとクールに話す。
親しさをアピールする。
誇りだと自慢する。
などなど。

日本人は人を称賛するのに、良い言葉を持ち合わせていないのではないかと思った。

記録を破られたジョージ・シスラーの家族の言葉が良い。
「イチローのお陰で、ジョージにまたスポットライトが当たった。」
共に喜んでいる気持ちが暖かく伝わってくる。
これこそ、人だと思った。