東京国立近代美術館で開催されている「ゴッホ展」を観に行った。
美術館に行くのはかなり久しぶりだ。
僕は自分で描くことはできないけど、絵を鑑賞するのは好き。
それは祖父が画家で、小さい時はそのアトリエで遊ぶことも多かったからかもしれない。
久しぶりの美術館で思ったこと。
それは、当然絵は素晴らしいのだけど、その絵につけられている解説が
こんなに興味深いものだったかなってことだ。芸術には作者の人生が表現されている。
その人の生きた時代や生活した場所、そして出会った人々の影響が作風に表れるよね。
その辺が短い文章でちゃんと伝えられていた。
絵の配置も、誰のどんな絵に影響されたのか比較できるようになっていた。
きっと美大生とかには、かなり興味を抱かせる展示だろうとちょっと考えたりしたよ。
絵を観る時は、遠くから眺めたり、ぐっと近づいてその描き方を考えたりしてます。
だから、本当は来館者が少ない日に行って、時間をかけて鑑賞したいと思う。
でも海外の有名な作者の展示となれば、そうはいかないよね。
ゴッホ展も若干の入場制限をしなくてはならないぐらい混んでいたもん。
だからそんな時は、何度でも行かなければと思ってしまう。
さて、話しは変わるけど、少子高齢化で考えていたことがある。
それはこれからの日本は文化流行の時代が来るだろうってこと。
だって、生産や労働をしない世代が増えると旅行したり、展示会に足を運んだりするのが、生活の楽しみになるだろうし、
子供が少なくなると、一人一人が大切にされ、芸術的な教育に力が入りそうだから。
僕は子供でもまだ高齢者でもない。だけど、将来は絵が描けるようになりたいと考えてる。
だけど、それは困難な課題だ。
祖父の才能は、誰に受け継がれたのかな(泣)
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