毎週日曜日の早朝に楽しみにしているテレビ番組がある。
TBSの「儲かりマンデー」という番組だけど、今月から「がっちりマンデー」と名称を変えた。
タイトルが変っただけで、内容は同じ番組だと思う。
その新タイトルの最初のゲストは、竹中平蔵経済財政・郵政民営化担当大臣だった。
この方は、今は参議院議員だけど、元々は学者ということもあり、
説明は上手でわかりやすいし、人柄も親しみやすくて嫌いじゃない。
この番組の中でも、
「景気とは一体なのか?との問に景気とは空気の景色のことだ」とか
「景気が上下するのはなぜか」との問には、J.C.ジュグラーの名言を引いて
「不況の原因はただひとつである。その前に好況があったからだ。好況の原因はひとつ、その前に不況があったからだ。」
と説明をしていた。こんな説明は政治家にはできそうになく良いと思う。
さて、郵政民営化議論が激しそうだ。
郵政族などの議員は反対の気持ちが強さそうだけど、議員の中には
竹中大臣を辞めさせろなんて言っている人もいた。
利益誘導政治をして、自分達にも利があるような政治を目指す議員には、
こういう学者議員は目障りな存在かもしれないね。
だって、理が通れば、合理的だし公平感もあるし、政治判断なんていう曖昧な強引さも影が薄くなってくる。
日本の政治の弊害は、全体の利を考えずに自分党に走りすぎるきらいが強いからではないのか。
支持者不支持者に関わり無く、日本と世界のために活動してくれる
政治家と政党であってもらいたいものだ。
参議院は良識の府だ。
竹中大臣のような議員が大勢いて欲しい。
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