政治家と金
公務員と金
切っても切っても断ち切れない関係だ。
本省の職員がタクシー運転手から現金や金券を受け取っていることが判明したけど、
受け取るほうも悪いが、渡すほうも悪い。
それにしても、公務員の公費の使い方や金品の授受にはまったくモラルが欠けている。
自分たちで稼ぐという仕事意識がないから、ちょっとした甘い誘いにも負けてしまうのだろう。
会社が売上を伸ばすために、どんなに知恵を使い大変な努力をしているのか。
そういう気持ちって公務員にはわからない感覚なのだろうと思う。(実感なさそう)
公務員は市民等からサービスを請け負っているのではないか。
それの対価として給与があると考えてもおかしくない。
身分が守られているというのは、そこに公平性が保たれなくてはならないからだ。
それなのに大なり小なりの贈収賄事件が後を絶たない。
公務員といえば、政治家や官僚もそうだけど、役所、消防署、警察署などの職員もそうだ。
身近にいる彼らだってビール券などの金券等を受け取っている。
それを持っていく人たちの感覚もおかしいけど、まだそれを受け取っている職員がいるのもどんなものだろう。
だいたい受け取っておいて、それをどうするのだ?
公務員に厳しく道徳を求める市民がいる反面、公務員の気持ちをコソコソとくすぐる市民も多くいる。
公務員に襟を正せというのなら、まず市民がそうでなくてはならないはずだ。
ばれなければいいという国民感情を捨てることはできないのだろうか。
国から市区町村などまですべての公務員の金品の受け取りを調べる政治家がいたら
有権者に大きくアピールすることができるだろうね。
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