不可解な行動

たくさんの政治家が靖国神社に行ったと報道されていた。
超党派の国会議員でつくる「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」という団体らしい。
「それぞれの国に宗教、歴史、文化があり、参拝はごく自然な姿。
独自の歴史観を押し付けるものではない」と発言していた人もいたようだ。
それぞれの国に宗教があるから、国会議員が日本の宗教に参拝するのは当然だということなのだろうか。
それって、違うでしょ。

このニュースに触れる度に思う。なぜなんだろうって。

国会議員は、日本のすべての国民の代表なんだよね。
それなのに、一つの宗教に過ぎない神社に国会議員として参拝するっておかしいと思う。
それって、議員の権威を使って靖国神社を引き立てていることになるんじゃないのかな。
議員には靖国に行って欲しくないという国民の気持ちはどうなるのかな。
戦争で亡くなった人が祭られている宗教施設は他にもあるはず。
なのに、何かの象徴のように靖国にこだわるには、きっと裏の理由があるはずだと思ってしまう。

ある裁判で首相の靖国参拝は憲法違反だと指摘されたことがあったと記憶している。
僕もそう思う。
いかなる宗教的活動もしちゃいけないんだ。
だからたとえ一個の人間として靖国神社の信者であっても、「国及びその機関」である間は、
ニュースになるような行為は控えたほうがいいんだと感じる。

日本国憲法は平和憲法と言われているらしい。
それなら、憲法を守ることや、靖国に国会議員が参拝しないことが、過去を振り返り、反省する事になるように思うけど、どうなんだろう。

日本が危ない国になっていかなければいいけど・・・。最近恐い。

日本国憲法第20条第3項
国及びその機関は、宗教教育その他いかなる宗教的活動もしてはならない。

名簿の追放？

個人情報保護法が施行された。
そのためか、会社内でも、友達の間でも、
名簿について、うるさいことをいうようになっている。

確かに最近、同窓会の名簿を使ってのまったく知らない業者から
勧誘の電話が増えたりして、嫌な思いをしていた。
だからあまり不用意に名簿を作るのはどうかと思ったりする。
でも、社員名簿を請求しても、個人情報だからとくれない。
そんなことでは年賀状も出せやしない。

この法律を読んでみた。
でも、法律の対象はちゃんと書いてあるし、
名簿を作ってはいけないとか、配ってはいけないなんて書いてないじゃん。

プライバシーは大切だ。
特に最近の詐欺まがいの犯罪の増加を思うと、誰にも名前も住所も電話番号も教えたくなくなる。
日本は和の国だ。その美しさを逆に利用して悪事を働こうとするのは許せない。

それにしても、過剰反応だと思う。
個人情報を守ることでコミュニケーションを限られたものにし、
人の間に不信感を生まないようにしてもらいたい。

何よりも、おかしなことに名簿を使う人達がいるのがよくないのだから。

中国の意思はどこに

中国の反日デモが、まだ続いている。
そろそろ政府が力を出して、押さえる時期かもしれない。
だって、社会主義国の中国は、政治が国民運動のコントロールだってするんでしょ？
国際的立場が揺らいでしまっては、せっかくの経済発展も犠牲になってしまうもん。

また、このデモは中国は恐い国だと日本の若者に印象づけたと思う。
それは、中国にとって、マイナスイメージとなる。
それは誤算となってしまったのではないか。

それにしても思った。
中国は、政府を守るというのではなくて、
共産党を守ろうとしているんだなってこと。

共産党こそが政府であり、共産党の指導が国家統治のすべてなんだと感じた。
この反日デモも、共産党の利になると読んで、黙認しているように思った。

共産党の為に・・・。
日本ではそんな発想はいらない。