ワルシャワからバスで道をまっすぐに進んだ。
景色の中の緑がどんどん増えていく。
家は少なくなり、牛が放牧されている光景が目に入ってくる。
そして着いた場所は、ピアノの詩人ショパンの生家だ。
ジェラゾヴァ・ヴォラ村という場所にある。
ぼくはとてもうれしかった。
音楽は大好きだし、最近は、毎日、ピアノの練習をしてる。
ピアノの練習といっても、習いに行っているわけじゃないし、
楽譜を見て、動かない指でゆっくりとメロディーを楽しんでいる程度のものです。
間違っても、ピアノが弾ける、なんて思わないで下さい(~_~;)
残念なことに、生家の中に入ることはできなかった。
修復工事か何かが始まるらしい。
そこで、生家の周りの綺麗な公園を散策して、雰囲気を楽しんだ。
入口付近には、小さなお土産屋があったので、何か記念にと
絵葉書やキーホルダー、そして楽譜まで買った。
楽譜を買った人は、自分だけだった。
ちょっとみんなに驚かれた(苦笑)。
帰国した今も、ショパンの生家に行けたことを想うと、うれしくなる。
この公園でトイレがあったので、入った。
ワルシャワの公衆トイレは有料だと聞いていたので、どうするのだろうと思った。
中に入って、一瞬びっくり!
だって、中に女性が立っていたからだ。男女の入口を間違えたのかと思ったよ。
用を足す場所のすぐ横に、小さな部屋らしきものがあって、
彼女はそこにいて、お金を集めていた。
すべての公衆トイレに人がいるのかと(実際は知らないが)考えるとちょっと驚く。
またバスで来た道を戻り、ディナータイム。
宮殿の一室のような部屋での、夕食は厳かではあるけど、
かなりの量が食べられなくて残してしまった。
ポーランド人の食生活が見えなかった。
ワルシャワのホテルは、とてもよかった。
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